Natsuki Miura三浦　夏紀

地元就職という希望は以前からありました。業種をどうするかというときに、以前スーパーマーケットでのパック詰めなどのアルバイトで、ずっと同じ作業をこなすことに楽しさを見出せなかった経験があったので、工場のライン生産のような仕事ではなく、変化のある仕事がしたいと思いました。そしてここの求人票を見て、重機操作だけでなくメンテナンスや外航船内での業務など、日常ではできないような仕事ができると知り、自分の目で確認したり、操縦したり、自分で何かを生み出すということに興味を感じて、入社を決めました。

4月でやっと入社から丸一年になるのですが、自分はもともと人見知りをするタイプなので、最初は先輩と全然話せなかったんです。でも、年齢が近い先輩と趣味の話や好きなゲームの話などを少しずつできるようになってから、他の先輩たちとも話せるようになりました。今では休憩中などにいろいろな雑談をしています。

最初は覚えることや作業中に気をつけなければならないことが多くて、正直結構疲れました。入社して半年くらいで特殊免許を取得して、今は船内で重機を動かすことができるようになりましたが、石炭やPKSの山づくりと掻き出しなど、トラックへの積みこみ作業を行う「ローダー」は最近乗り始めたばかりなので結構大変です。普通車を運転するようには簡単にはいかないなと感じます。

YouTubeを観たり、音楽を聴いたりしてゆったり過ごしています。韓国のK-POPが好きで、BTSやTWICEをよく聴いています。

ボーナスがちゃんと出るところと、日によっては16時で帰れるところは、やっぱり魅力ですね。

丸一年になって感じることは、やっぱりコミュニケーションは大事だなということです。動きまわるという仕事柄、体力的なことも必要とは思いますが、人間的な要素が重要かなと思います。自分は特に、人見知りでなかなか話せなかったんですが、先輩方が積極的にコミュニケーションを取ってくださって、会話しながらも全部笑いに変えてくれたので、気持ちが楽になりました。だから自分みたいな人見知りな人でも、ここなら大丈夫だと思います。今度は自分が一番近い先輩になるので、後輩と一緒におもしろい話などができたら楽しそうですね。

今後2年、3年となるうちにバックホーやクレーンなども操縦するようになってくると思うので、任されたらすぐに動かせるようにスキルを身につけていきたいです。後輩にも、何が危険かということや操縦の仕方などを教えられるようになって頼られる存在になりたいですね。今も作業中に「これは後輩に教えたいな」と思えるポイントを見つけるようにしています。