Message代表挨拶
「大船渡は東北における絶好の良港であり完全無欠の良港である」と渋沢栄一翁が語ったこの大船渡の港を拠点に、弊社は昭和23年1月、港湾運送事業を担うべく設立された会社であります。
設立以来この80年の間に、世界の物流ネットワークは陸・海・空ともに大きく発展してきました。しかし、トラックや飛行機の姿は日常的に目にする機会が多いのに比べ、海の物流である港湾運送事業の現場は沿岸都市に住んでいても間近に見る機会は意外と少なく、一般市民の皆さんはその重要性をイメージしにくいように思います。
海の物流は地球を一つの生命体としてみたときに、国と国、都市と都市を結ぶ大動脈として、石油や石炭・PKSなどのエネルギー、大型機械や建築資材、そして小麦などの穀物や食料・雑貨などあらゆるものを大量に輸送し、毛細血管とも言える陸の物流にバトンタッチすることにより、私たちの生活を支え続ける重要な役割を果たしております。
私たち東北汽船港運(株)の仕事を一言で言えば「東北を海路で世界につなぎ、地域産業の一翼を担う」ということであり、これこそ私たち「物流人」の矜持でもあります。
「大船渡は東北における絶好の良港であり完全無欠の良港である」と語った渋沢栄一翁はまた、「東北の開発と発展こそが日本の発展にこの上なく重要である」とも語っていますが、その言葉は100年以上経た今も光り輝く金言です。
私たち東北汽船港運(株)はこの言葉を胸に刻み、「港湾運送事業を通して東北の地から海路で世界へとつなぎ、日本の産業振興をはかる為これからも邁進する所存です。
東北汽船港運株式会社
代表取締役社長 細川 廣行
Profile会社概要
- 社名
- 東北汽船港運株式会社
- 所在地
- 岩手県大船渡市大船渡町字野々田23-10
- 設立年月日
- 昭和23年1月15日
- 資本金
- 2,500万円
- 大株主
- 橋爪商事株式会社・小西武志・小西順子・細川廣行
- 決算期
- 年1回 9月
- 取引銀行
- 岩手銀行大船渡支店
- 代表者
- 代表取締役会長 和田義勝
代表取締役社長 細川廣行 - 従業員数
- 61名
- 主要取引先
- 大手セメント会社
総合商社
自動車関連製造会社
大手製紙会社
内航船社
外航船社
水産会社
Subsidiary子会社
- 社名
- 五十鈴運輸株式会社
- 所在地
- 岩手県大船渡市大船渡町字野々田23-10
TEL:0192-26-2314 - 設立年月日
- 昭和38年11月9日
- 資本金
- 1,000万円
- 代表者
- 代表取締役社長 細川廣行
- 事業内容
- 一般貨物自動車運送事業
第一種貨物利用運送事業
Location事業所所在地
野々田コンテナ
ターミナル事務所岩手県大船渡市大船渡町字野々田124-3
TEL:0192-47-5660
FAX:0192-27-5832
Emall:ofunato-cy@basil.ocn.ne.jp
History沿革
- 昭和23年
1月15日 - 海上輸送事業並びに回漕代理店業開業及びこれに付帯する事業を目的として、資本金18万円にて、東北近海汽船株式会社として設立・登記完了・開業
- 昭和24年
2月8日 - 資本金200万円に増資
- 昭和24年
2月10日 - 社名「東北汽船港運株式会社」に改名
- 昭和24年
10月7日 - 大船渡港湾運送株式会社を吸収合併し、港湾運送事業を開業、資本金218万円となる
- 昭和27年
11月10日 - 木船回漕業を東北運輸局に登録
- 昭和28年
10月7日 - 港湾運送事業法の施行によリー般港湾運送事業・船内荷役事業・はしけ運送事業を東北運輸局に登録
- 昭和33年
12月17日 - 資本金545万円に増資
- 昭和34年
5月18日 - 大船渡港重要港湾に指定される
- 昭和34年
12月17日 - 資本金950万円に増資、県営一万トン岸壁完成
- 昭和36年
2月1日 - 石油類販売事業開業
- 昭和37年
2月20日 - 資本金1,600万円に増資
- 昭和39年
1月16日 - 木船運送法の改正により、内航運送取扱業を東北海運局に登録
- 昭和39年
8月26日 - 港湾運送事業法の改正によリー般港湾運送事業、船内荷役事業の免許を受ける
- 昭和41年
11月25日 - 資本金2,000万円に増資
- 昭和42年
10月3日 - 県営一万トン岸壁に外国貨物船初入港
- 昭和43年
10月16日 - 大船渡港が木材輸入特定港に指定される
- 昭和43年
12月19日 - 資本金2,500万円に増資
- 昭和44年
2月13日 - いかだ運送事業の免許を受ける
- 昭和46年
4月1日 - 永浜水面貯木場完成
- 昭和46年
8月30日 - はじけ運送事業の免許受ける
- 昭和61年
12月26日 - 港湾運送事業法の新免許基準に従い、船内荷役事業を廃止し港湾荷役事業の免許を受ける
- 平成1年
3月13日 - 野々田地区-13m岸壁完成
- 平成7年
12月1日 - 損害保険代理店業開業
- 平成15年
9月30日 - 石油類販売事業休業
- 平成19年
3月1日 - コンテナ集荷代理店・ターミナルオペレーター開業
- 平成19年
3月30日 - 大船渡外貿コンテナ定期航路開設
- 平成19年
4月22日 - コンテナ船第1便就航
- 平成20年
6月1日 - 通関業開業
- 平成20年
8月5日 - 倉庫業開業
- 平成22年
9月1日 - 産業廃棄物収集運搬業開始
- 平成23年
3月11日 - 東日本大震災により社屋・倉庫及び港湾荷役機材全壊流出
- 平成24年
10月10日 - 大船渡市大船渡町字野々田23-10の新社屋で業務開始
- 平成25年
9月28日 - 大船渡港国際フィーダーコンテナ定期航路開設、野々田コンテナターミナル開設
- 平成25年
9月30日 - フィーダーコンテナ船第1便就航
- 平成26年
11月6日 - 第1種貨物利用運送事業(貨物自動車)登録